2005年度 教養科目(後期)
主題科目II  最前線の生命科学C
−−夢の技術PCR−−

熊本大学
生命資源研究・支援センター
バイオ情報分野
荒木 正健
熊本市本荘2−2−1
Tel : (096) 373-6501, FAX : (096)373-6502
2005年12月19日


シラバス(授業計画)

科目分類:主題科目II、授業科目最前線の生命科学C
講義題目『夢の技術PCR』
時間割コード:52105、開講年次:1年、学期:後期、
曜日:水曜日、時限:4限、選択/必修:選択、単位数:2

〔授業形態〕:講義。
〔授業の目標〕
この授業が関わる21世紀目標:B、C、部分的にE
この授業の到達目標
  ・遺伝子に関する基本的な用語を理解できる。
  ・PCRの原理を説明できる。
  ・ディベートで自分の考えを要領良くまとめて説明できる。
〔授業の内容〕
この授業の概要
   親子鑑定や犯人の同定など、遺伝子レベルで個人を識別出来る時代です。
  驚異的な生命工学の進歩に貢献している夢の技術PCR
  (Polymerase Chain Reaction)の世界を紹介します。

この授業の構成:下記の日程で授業を進めます。
  ・イントロダクション(1回)
  ・ビデオ鑑賞『被ばく治療83日間の記録』(1回)
  ・遺伝子に関する基本的な用語の説明(2回)
  ・PCRの原理(1回)
  ・PCR開発前後のバイオテクノロジ−について(2回)
  ・身近な話題をテーマにしたディベート(7回)
  ・学期末試験

キーワード:DNA、RNA、遺伝子、細胞、PCR、生命倫理
テキスト:プリント。
参考文献
  ・「あなたの中のDNA」中村桂子著、ハヤカワ文庫(¥485)
  ・「食卓の上のDNA」中村桂子著、ハヤカワ文庫(¥560)
  ・「遺伝子と夢のバイオ技術」野島博著、羊土社(¥1,600)
評価方法
   学期末試験(20%)・学期末レポート類(20%)
  普段の出席や報告の状況(60%)の3つをもとに、総合的に評価します。
履修上の指導
  ・2003年度以前入学者は、コアIに属す個別科目の
   「生命科学G」として登録すること。
  ・自分の頭で考える事が重要です。
   まず興味を持つところから始めて下さい。
事前学習
   生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設のホームページ
  の中に、「生命科学G・受講生へのお知らせ」というページを作成
  しました。チェックして下さい。
事後学習
   毎回講義終了後、E-mail(GPCR@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp)
  でレポートを提出してもらいます。レポート提出が出席点になります。
  携帯電話から送信されても構いません。メールが使用できない場合は、
  次の講義時間にプリント(手書き可)を提出して下さい。


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  遺伝子実験施設ホームページ
熊本大学・遺伝子実験施設, E-mail:WWW@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp