日時:2018年8月5日(金) 9:30~16:00
場所:遺伝子実験施設 601室、603室
テーマ:PCRによる遺伝子型判定
内容:
トランスジェニックマウス(遺伝子改変マウス)は、遺伝子の生体内における機能解析に欠かせない実験動物です。私たちの研究室は、大腸菌由来のlacZ遺伝子を導入したトランスジェニックマウスを数多く作製しています。
本研修では、マウス組織細胞からDNAを抽出し、PCRでlacZ遺伝子を検出します。さて、どのマウスがlacZ遺伝子を持っているか、正しく判定できるでしょうか。
-「実験操作を通して考える」を基本にした研修です-
受講者:2名
スケジュール:
午前 9:30〜12:00
・ガイダンス
・PCRの原理の説明
・マイクロピペット操作練習
・DNAアルカリ抽出 ※今回はフェノールクロロホルム抽出済みのDNAを用意しました。
・PCR反応液の調製
・PCR反応開始
昼食 12:00〜13:00
午後 13:00〜16:00
・アガロースゲルへのPCR反応液のアプライ
・電気泳動 ※電気泳動中にアガロースゲル電気泳動の原理説明
・紫外線でDNAを検出
・結果判定と考察
担当講師:
熊本大学生命資源研究・支援センター ゲノム機能分野
吉信 公美子