2006年8月18日(金)に「ひらめき☆ときめき サイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」を開催します。
[内 容] 中学・高校生を対象に、科学研究費補助金の研究成果を基とした講演や講義を聴いたり、実験、実習、ディスカッション等を体験していただきます。(保護者の参加も可能です。)
参加希望の方は日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」の公式ホームページへアクセスし、 参加申込用紙をダウンロードし、メール、FAX、もしくは郵送にてお申し込みください。
アドレスはコチラ→http://www.jsps.go.jp/hirameki/ht288_kumamoto.html
プログラムの詳細
熊本大学
命を大切に ー 遺伝子改変マウスについて考えてみよう ー
整理番号 HT288
□先生(実施担当)
荒木 正健(あらき まさたけ) 生命資源研究・支援センターバイオ情報分野・助教授 /hp/staff/~masa/maraki.html
吉信 公美子(よしのぶ くみこ) 生命資源研究・支援センターバイオ情報分野・助手
荒木 喜美(あらき きみ) 発生医学研究センター臓器形成分野・助教授
□開 催 日
平成 18年 8月 18日 (金曜)
□開 催 場 所
熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設 6階 講義室(602)
住所:熊本市本荘2-2-1
□地域図 /hp/info/gaiyou/tiikizu.html
□施設位置図 /hp/info/gaiyou/ichizu.html
□主な募集対象
高校生 約30名
□内 容
「遺伝子組換え」という言葉を聞いて、どういうイメージを思い浮かべますか? マウスの遺伝子を自由に操れると聞いたら、何を考えますか? あなたがお父さんやお母さんに似ているのも遺伝子が原因ですし、あなたが毎日健康に生きていけるのも遺伝子のお陰です。「遺伝子」について考えることは、「生命」について考えることにつながります。
このプログラムでは、「生命科学」の最前線の話題のひとつとして「遺伝子改変マウス」に焦点を当てることにしました。まず最初に、なぜ遺伝子改変マウスが必要なのかを判り易く説明します。その後、バイオテクノロジーの最も基礎的な技術である「DNAのエタノール沈殿」を、参加者全員に体験してもらいます。午後は、遺伝子改変マウスの実例として「光るマウス」を紹介し、その受精卵から新生児として生まれるまでの成長過程を、蛍光実体顕微鏡を用いて観察します。その後、保護者も交えて『医学における遺伝子組換え技術の意義』に関するフォーラムを開催します。
「遺伝子」に興味がある全ての人に参加していただきたいと考えています。
□スケジュール
09:30 〜 受付開始、開場
10:00 〜 挨拶
10:15 〜 オリエンテーション(一日の説明)
10:30 〜 講義「なぜ遺伝子改変マウスが必要なのか?」(荒木 正健)
11:20 〜 休憩
11:30 〜 体験実習「DNAを見てみよう!」(吉信 公美子)
12:15 〜 昼食(スタッフと共に食事)
13:45 〜 体験実習「光るマウスを観察しよう!」(荒木 喜美)
14:30 〜 クッキータイム、フリートーク(保護者を交えて)
15:00 〜 フォーラム「医学における遺伝子組換え技術の意義」(荒木 正健)
15:45 〜 修了式、「未来博士号」授与式
16:00 解散
□参加費
無料
□持ち物
ノート(メモ帳)、筆記用具
□申込締切日
平成18年8月4日(金曜)
□お問い合わせ先
参加申込先
担当:岸 笑子 (きし えみこ)
住所:〒860-0811 熊本市本荘2−2−1
熊本大学 生命資源研究・支援センター バイオ情報分野
TEL : 096-373-6501
FAX : 096-373-6502
E-mailアドレス : hirameki@gtc.gtca.kumamoto-u.ac.jp
□備 考
※家族・学校関係者の方も参加申込可能です。なお、応募多数の場合は、会場等の都合により参加いただけないことがありますので、あらかじめご了承ください。
※締切日を過ぎても受け付け可能な場合もあります。ご遠慮なくお問い合わせください。
KAKENHI(テーマのもととなる科学研究費補助金)
研究者 | 研究期間 | 研究種目 | 研究課題 |
荒木正健 | H17 | 特定領域研究(公募) | 可変型遺伝子トラップクローンデータベース;EGTC |
吉信公美子(研究分担者) | H15-H16 | 基盤研究(C) | Rhoファミリー遺伝子の生体内における機能互換性の検討 |
荒木喜美 | H16-H17 | 特定領域研究(公募) | コートカラーではgerm lineに伝わるが導入遺伝子は伝わらないキメラの解析 |