熊本県立教育センター 10年経験者研修
日時:2014年6月27日(金) 9:30~16:00予定
場所:熊本大学生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設
内容:
○PCRによる遺伝子型判定
トランスジェニックマウス(遺伝子改変マウス)は、遺伝子の機能解析に欠かせない実験動物です。私たちの研究室は、大腸菌由来のLacZ遺伝子を導入したトランスジェニックマウスを数多く作製しています。本研修では、数匹のマウス組織細胞からDNAを抽出し、PCRでLacZ遺伝子を検出します。さて、どのマウスが大腸菌由来のLacZ遺伝子を持っているか、正しく判定できるでしょうか!?
○iPS細胞観察 (協力:発生医学研究所 白木伸明先生)
当日のスケジュール:
午前 9:30-12:30
ガイダンス
マイクロピペット練習
アルカリ法によるDNA抽出
PCR反応液調製
PCR反応開始
昼食 12:30-13:30
午後 13:30-16:30
iPS細胞観察(30分)
PCR反応後、電気泳動
結果判定
研究室研究内容紹介
研修の様子:
PCRという一連の操作を実際に体験しながら、授業にどのように反映させることができるか、熱心に研修されている姿がとても印象的でした。
マウスの尻尾 ピペットで正確に採取 試薬を混ぜる、慎重に・・
集中して泳動ゲルにアプライ iPS細胞観察 実験成功!
熊本大学生命資源研究・支援センター バイオ情報分野
担当講師:吉信 公美子 実験補佐:来海 葉子、慶田 貴子