熊本県立教育センター 高校教諭10年経験者研修
日時:2016年8月5日(金) 9:30~16:00
場所:熊本県立東稜高等学校
内容:
PCRによるDNA鑑定
アルデヒドデヒドロゲナーゼ2遺伝子(ALDH2遺伝子)は、アルコールに対する強さを決める遺伝子としてよく知られています。また、一塩基多型の代表として話題に取り上げられます。本研修では、ALDH2遺伝子型検査を題材にして、遺伝子と形質、PCR技術への理解を深めます。
-「実験操作を通して考える」を基本にした研修です-
受講者:5名
当日のスケジュール:
午前 9:30〜12:40
ガイダンス
ALDH2遺伝子の一塩基多型とPCRの原理説明
マイクロピペット操作練習
粘膜細胞の採取、アルカリ法によるDNA抽出
PCR反応液の調製
PCR反応開始
昼食 12:40〜13:40
午後 13:40〜15:30
アガロース電気泳動法の原理説明
アガロース電気泳動
結果判定と考察
研修の様子:
PCR反応液の調製 慎重に・・・
ハプニング後、無事PCR反応へ 結果は電気泳動で
ゲルにLEDを照射してスマホで撮影 スマホで結果の判定
※今回は、地震の影響のため、場所を外部にお借りして実施しました。
熊本大学生命資源研究・支援センター バイオ情報分野
担当講師:吉信 公美子 実験準備:来海 葉子、慶田 貴子
[2016.10.31作成]