『プラスミドストック(GTC P-Stock)』は、不特定多数の利用者に公開する事を目的とした、いわゆるプラスミドバンクではなく、学内各研究室の「プラスミド管理の代行」を主な目的としています。(有料サービス)
- 1.登録について
- 2.プラスミド供給について
- 3.登録期間について
- 4.登録料について
- 5.登録終了について
- 6.登録時のプラスミド量について
- 7.オプション(発送代行)
- 8.Future Plan・・・
1.登録について
「P-stock申込書」に必要事項を記入します。
プラスミド10μg以上*を0.5 ml プラスチックチューブに入れて、塩基配列情報、制限酵素地図などの関連情報とともに提出します。
*項目”6.プラスミド量について”を参照
関連情報は、プリントした物と別にメールでも送信してください。
後日、依頼されたプラスミド毎に「P-stock登録証」を交付しますので、必ずお受け取り下さい。
■■■ GTC管理手順 ■■■
依頼されたプラスミド毎に「P-stock登録証」交付します。
大腸菌(XL-1Blueなど)に導入し、プラスミドを200μg以上に増やすとともに、グリセリンストックを作製します。
○プラスミド:-25℃保管 ○グリセリンストック:-80℃保管
ファイルメーカーでプラスミドストックリストを作成し、データを管理します。
2.プラスミド供給について
「P-stock供給依頼書」に必要事項を記入して提出して下さい。
プラスミド50μgを分取し、データを付けて登録者に学内便で送ります。
登録期間内であれば、回数は制限しません。プラスミドが不足した場合は、ストックを用いて増やします。
3.登録期間について
登録期間は、申込日から1年間です。(特に連絡が無ければ、2年目以降は自動継続とします。)
4.登録料について
登録料は、1検体2,000円です。他の利用者負担金と同様に徴収します。
5.登録終了について
登録を終了する場合には、「P-stock終了届」に必要事項を記入して提出して下さい。
6.登録時のプラスミド量について
登録時にプラスミドを200μg以上持ち込まれた場合は、初年度の保管料を半額(1検体1,000円)にします。ただし、この場合、グリセリンストックは作製しません。
7.オプション(発送代行)
P-stock登録者が共同研究者へプラスミドを発送したい場合、GTCが発送を代行します。
「送付依頼書」に必要事項を記入して提出して下さい。
シールバッグにプラスミド(1μg)を入れて郵送します。
発送代行費は1件1,000円です。発送代行費は、登録者から利用者負担金として徴収します。この場合、発送先が1ヶ所であれば、同時に送るプラスミドが1種類でも10種類でも1件と数えます。
8.Future Plan・・・
ある程度登録数が増えたら、次の段階として、一般公開可のプラスミドについてデータベースを作成し、ホームページで公開します。データベースを閲覧したプラスミド利用希望者には、GTCではなく直接登録者に連絡してもらう予定です。
その他、応相談。