Gene Technology Center

第180回遺伝子技術講習会

第180回遺伝子技術講習会

『QIAGEN バイオインフォマティクスセミナー』

【日 時】 2020年 1月31日(金)15:00〜16:00
【場 所】 熊本大学 生命資源研究・支援センター 遺伝子実験施設 6階 講義室 [602]
【講 師】
(株)キアゲン バイオインフォマティクス営業部 部長

鏡 良弘 氏

【内 容】
ライフサイエンスの研究スタイルは、2000年半ばの次世代シークエンサー(Next Generation Sequencer: NGS)の登場によって劇的に変化してきました。最先端のゲノム解析技術がより身近なものとなったため、NGSを利用した研究は、これまでのシークエンシング手法による単なる遺伝子配列解析とは異なり、組織、臓器、個体、集団、環境というように多岐にわたるレベルでの全ゲノム解析、メタゲノム解析、変異解析や遺伝子発現
解析が対象となっており、さらに近年では、シングルセル(1細胞)レベルでの変異解析や遺伝子発現解析なども行われるようになりつつあります。
先端技術の進歩につれて、並列でシークエンシングできる検体数が飛躍的に増加し、シークエンサーから得られる塩基配列データ量も大幅に増えたために、データから検出される変異の数やバリエーション、遺伝子(mRNA)発現量と そのプロファイリング、さらに検体間におけるデータ比較等の評価・解析に、遺伝学や統計、そしてバイオインフォマティクスが必須となっています。
今回の講習会では、NGSとその技術に関する基礎的な情報の提供から始め、変異解析、遺伝子発現解析、パスウェイ解析やメタゲノム解析等から得られるデータについて、バイオインフォマティクスソフトウェアによる解析事例を交えながら説明致します。

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