Gene Technology Center

エレクトロポレ−ション装置

機種 メーカー 導入年 設置室
ジ−ンパルサ−IIシステムD BIO-RAD 1995(H7) 502

エレクトロポレ−ションは、効率の良い遺伝子導入法として広く使用されている手法です。目的の細胞に電気パルスを与えることで細胞膜の構造を一時的に変化させ、その透過性を増すことにより、周囲に溶解している核酸を取り込ませます。

エレクトロポレーション用キュベット(0.1cm, 0.2cm, 0.4cm)は、5階廊下の消耗品棚にて一個単位で購入できます(利用者負担金対象)→販売は中止しました。現在、装置横に設置し自由にご利用できます。(2024.10.1)

システム概要
(写真上から)
キャパシタンスエクステンダーPLUS
パルスコントローラーPLUS
ジーンパルサーII

使用方法
○バクテリア、酵母(使用キュベット0.1cmもしくは0.2cm)

  1. ショッキングチャンバーをパルスコントローラーPLUS前面のアウトプットに接続します。
  2. スイッチをオンにします。
  3. キャパシター(Low Cap.)、抵抗値(Ω)および電圧値(V)を設定します。
  4. あらかじめ冷却したキュベットにサンプルを入れます。
  5. キュベットスライドにサンプルが入ったキュベットをカチッと手応えがあるまで挿入します。
  6. 二つのパルスボタンをビープ音がするまで同時に押し続けます。ビープ音がなると表示はCHgからPLSに変わりますので、ボタンから手を離します。
  7. 実効された電圧値およびタイムコンスタント値をモニターし、記録に残します。

○哺乳類細胞、植物細胞(使用キュベット0.4cm)

  1. ショッキングチャンバーをジーンパルサーII前面のアウトプットに接続します。
  2. スイッチをオンにします。
  3. キャパシター(High Cap.)、および電圧値(V)を設定します(電圧値は最大500V)。
  4. 0.4cmキュベットにサンプルを入れます。
  5. キュベットスライドにサンプルが入ったキュベットをカチッと手応えがあるまで挿入します。
  6. 二つのパルスボタンをビープ音がするまで同時に押し続けます。ビープ音がなると表示はCHgからPLSに変わりますので、ボタンから手を離します。
  7. 実効された電圧値およびタイムコンスタント値をモニターし、記録に残します。

[更新2009.1.8]

PAGETOP
Copyright © GTC All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.