機種名 | メーカー | 導入年 | 設置室 |
Neon Transfection System | invitrogen (現在はThermoFisher) |
2011(H23).5月 | 514 |
Neonシステムは、初代細胞や幹細胞など導入が難しい細胞でも効率的に遺伝子を導入できる装置です。従来のキュベットタイプではなく、ピペットチップ型チェンバーにてサンプル採取およびエレクトロポレーションを行います。チップ内で均一な電界を形成することで導入効率を高め、電極に金メッキを施すことで細胞へのダメージを軽減しています。
キットは利用者各自ご用意ください。
遺伝子実験施設で購入したキットがありますので、在庫がなくなるまで使用できます。このキット使用に関しては利用者負担金対象となります。
使用記録簿にチップの使用数をご記入ください。チップは10μlと100μlがあります。バッファーは、開封後は4℃(401室ショーケース)で保管します。
特長
○初代細胞や幹細胞などの導入が難しい細胞に最適
○ピペットチップ型電極により、高効率・低毒性なエレクトロポレーションが実現
○104 〜 5×106個の細胞にDNAまたはsiRNAを導入できる
GTC設置備品
○Neonピペット (設置実験台の引き出し内にあります)
クリーンベンチでの使い方
この装置の特徴の一つは、クリーンベンチ内で導入操作ができることです。そのため、クリーンベンチでの使用を想定し、【401】DNA実験室のクリーンベンチ近くに設置しました。クリーンベンチで使用する場合は、本体をクリーンベンチに近付け、以下の方法でピペットステーションを殺菌してください。
①. ピペットステーションをアルコール噴霧し殺菌する。
②. ピペットステーションをクリーンベンチ内に入れる。
③. エレクトロポーレーションを実行する。
④. ピペットステーションを元の実験台の上に戻す。