Gene Technology Center

201810Yoshinobu

研究発表を行った学会;日本遺伝学会第90回大会
2018年 9月19日〜21日(奈良先端科学技術大学院大学、奈良県生駒市)
タイトル; コンディショナルノックアウトを効率良く行うためのタモキシフェン投与法の検討
発表者;吉信 公美子氏
(熊本大学 生命資源研究・支援センター ゲノム機能分野)
要旨;
 コンディショナルノックアウトには、Creドライバーマウスが有用である。新たなCreドライバーマウス作製のため、我々は、可変型遺伝子トラップクローンのレポーター遺伝子をCre遺伝子(SACre)あるいはタモキシフェン誘導型Cre遺伝子(Cre-mERT2)に置換し、マウスラインを樹立した。
 各ラインのCre-mERT2の組換え効率を評価するため、ROSA26レポーターマウスと交配して得られた産仔にタモキシフェンを腹腔内投与し、X-gal染色を行った。しかしながら、マウスラインによっては死亡率が高く解析できなかった。そこで、腹腔内投与に代わる方法として、タモキシフェンを粉餌に混ぜる方法(Anderson KB. et. al., Transgenic Res. 2010)を採用した。投与量や投与期間等の条件を検討したところ良好な結果が得られたため、本学会にて報告する。

アクティブボード

PAGETOP
Copyright © GTC All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.