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202309Horii

研究発表を行った学会;第9回日本筋学会学術集会
2023年 8月18日〜19日(大阪府豊中市)、
発生医学研究所Summer Retreat Seminar 2023
2023年8月21日〜22日(熊本県阿蘇市)
タイトル; Atypical protein kinase C-λ is a potent suppressor of muscle stem cell aging.
発表者;堀居 直希氏
(熊本大学 発生医学研究所 筋発生再生分野)
要旨;
【背景】 筋再生に必須である筋サテライト細胞の機能制御には、細胞極性因子が重要な役割を担うことが報告されている。しかし、細胞極性因子の1つであるatypical protein kinase Cλ(aPKCλ)が筋サテライト細胞の機能制御に及ぼす影響は全く解明されていない。
【目的】筋サテライト細胞の機能制御におけるaPKCλの役割を検討した。
【方法】タモキシフェン誘導性の筋サテライト細胞特異的aPKCλ遺伝子欠損マウス(Pax7CreERT2; aPKCλflox/flox)を作出し、カルディオトキシン投与により筋損傷を与えて筋再生能を評価した。初代培養系を用いて、サテライト細胞の機能解析を行った。
【結果】aPKCλ遺伝子欠損マウスに筋損傷を惹起すると、顕著な線維化を伴う筋再生障害を呈した。また、aPKCλ遺伝子欠損マウス由来の筋サテライト細胞では、細胞増殖および分化能が低下し、非筋原性細胞への形質転換が観察された。さらに、ゲノム不安定性の指標であるγH2X陽性細胞数の増大や異常な核膜構造が観察された。
【結論】aPKCλは筋サテライト細胞の機能制御に重要な役割を担い、筋再生に必須である可能性が示唆された。

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