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202209Araki

研究発表を行った学会;日本遺伝学会第94回大会
2022年9月14-16日 (北海道大学/オンライン ハイブリッド開催)
タイトル; マウスゲノムにおいて遺伝子は無いのに遺伝子トラップクローンが集積している領域(TCAA)の機能解析.
発表者;荒木 正健氏
(熊本大学 生命資源研究・支援センター ゲノム機能分野)
要旨;
我々はデータベースEGTCを公開している。遺伝子トラップクローン(TC)の解析を行う過程において、遺伝子は無いのにTCが集積している領域を発見した。このような領域をTCAA (Trap Clone Accumulated Area)と呼ぶことにする。UCSC Genome Browser (mm9)を用いて、各染色体のTCAAの探索を行った。その結果、マウス染色体全体で1108個のTCAAを同定した。TCAAの生理機能を推定するために、ES細胞におけるRNA-seq、ATAC-seq、及びOct4-ChIP-seqのデータを検討した。また、mm9に登録されているH3K9me3-ChIP-Seq, H3K4me3-ChIP-Seq及びH3K4me1-ChIP-Seqのデータを検討した。その結果、興味深い知見が得られたので報告する。

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